シングルス合宿の一コマです。

 

先ずシングルスの基本は

【ゾーン状態】を作る事です。

 

よく神が舞い降りた状態として

【ゾーン状態】と言う言葉が使われますが

 

私は理科大学を出ていますので

そんな非現実的な表し方は嫌いです。

 

テレビでよく聞くゾーン状態とは

テニスで言うとどんな状態かと言うと

 

メンタル的なストレスもなく

落ち着いた状態で、相手の攻撃が効かず

こちらはスムーズに攻撃できる状態

 

と言う感じでしょうか。

 

 

ではこの状態を

現実に作り上げるのならば

どのような感覚の状態かと言うと

 

●ミスする気がしない感覚

●どこに打たれても追いつける感覚

●相手が良く見える感覚

●チャンスを力まずに攻める感覚

●相手が隙を見つけられない状態

 

と言う感覚です。

 

初めの

●ミスする気がしない感覚

これは当たり前の感覚です。

非常識理論のストロークの極意が

安定した体幹の回転でのヒッティングです。

 

技術的にミスのない原理を学ばないといけません。

何の変哲もないところでミスをしてるのは基本の技術不足です。

 

●どこに打たれても追いつける感覚

これは

【ボールに追いつくフットワーク】

【ヒッティング時のフットワーク】

自分のボールのスピードを

【自分がセンターに戻るスピードを計算して打っているか】

というポイントにつながります。

 

ボールに追いつけないのは

フットワークの勉強不足です。

これに関しては打ち方にも連動していますので

長くなりますので省略しますが

 

ボールに追いつけない人は

基本的には打ち方が足を使って踏み込んでいる人です。

 

そして

戻りが遅い人は

●フットワークをきちんと学んでいない。か

●自分の打つボールのスピードが速すぎる

の二つの原因があります。

 

【自分がセンターに戻るスピードを計算して打っているか】

ここを理解して

必ず自分がセンターに戻れる時間を常に意識して

ヒッティングすると

次に攻撃をされにくくなります。

 

 

この守備力を上げた状態で

●相手が良く見える感覚があれば攻撃のチャンスを伺えます。

 

目線にも理論があります。

相手を常に意識してプレーすることが大切です。

ボールばかり見ていると

相手が見えなくなります。

 

 

 

●チャンスを力まずに攻める感覚

 

チャンスでは

ライジングを使いましょう。

 

ライジングを使う理由は

力まずに攻撃をしたいからです。

 

もちろん守備にも使います。

下がらずに深いボールを返球できると

ポジションが悪くなりません。

 

ライジングの練習は必須項目です。

 

 

そして

この状態を作り上げたら

 

●相手が隙を見つけられない状態となります。

 

この状態が

【ゾーン状態】です。

 

先ずシングルスは

このゾーン状態を目指します。

 

あなたがシングルスプレーヤーならば

ここを目指してください！

 

 

 

 

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