【ジョコビッチ選手のしたたかさ】
■車いすテニスアベック優勝!
いや~昨日の全豪オープン決勝
ジョコビッチ選手VSティエム選手
物凄い試合になりましたね~
おっとその前に
全豪オープン車いす
国枝選手と
上地選手の
アベック優勝となりました!
凄い!
本当にすごいことです!
グランドスラム優勝ですからね!
これはオリンピックに向けて
ものすごく楽しみになりますね~
国枝プロはひじの手術から
一時はランキングも落ち、それから調子を上げるタイミングで
若手がものすごく力をつけて
さらに勝てない状態が続きました。
今回のオリンピックまでの道のりは
さすがに調子を金メダルに合わせることが
本当に難しいと思われていました。
ですがこの結果!
本当に『彼は最強』ですね。
後はパラリンピックの
車いすテニスのチケットが当たるだけです。
みなさん東京オリンピック
盛り上がっていきましょう。
■ジョコビッチ選手のしたたかさ
昨日の全豪オープン決勝戦を見た方の
一番の印象は
途中の
ジョコビッチ選手の崩れだと思います。
試合の途中では
このまま崩れていればティエム選手の優勝は固いな
と思わせるほどの崩れ方でしたが
今となっては
そこも作戦の一つとなります。
ですが今回は
ものすごく大きな賭けのような大きな駆け引きでした。
この
〇途中で簡単にゲームを取らせて油断させる作戦
この作戦は
フェデラー選手も良くやります。
どんな作戦かと言うと
あなたがフェデラー選手と戦っているとして
4-4の
あなたのサービスゲーム
ここをブレイクされて取られたら
次でキープされたらセットを落とします。
どうしてもキープしたいところですよね。
ここまでの流れが
キープキープで来ていたらどうでしょう。
『今まで通りだ』と
集中力をキープし続けることでキープできます。
ですがここで
時間をさかのぼります。
3-3のあなたのサービスゲームで
フェデラー選手がリターンミス
ラリーをしてはすぐにフェデラー選手のミス
とんとん拍子でキープできたとします。
『よしよし簡単にキープできている』
と、このままプレーを維持すれば
キープできるぞと思いますよね。
そこで戻して4-4です。
急にフェデラー選手が
〇リターンミス0
〇ラリーでもミスしない
あなたは今ままで簡単に終わっていたラリーに
いきなりプレッシャーを感じます。
驚いた時はすでに
0-15
その時あなたははっと気が付きます。
『このゲーム落としたらセットが取られる』
自分のサービスゲームで
この大切な場面でいきなりプレシャーがのしかかるのです。
その対応できない状態のまま
次のポイントに入り
フェデラー選手は早いタイミングで
攻撃を仕掛けてきます。
今までにない攻撃で
あなたは慌てているままポイントを取られて
0-30
周りの会場は盛り上がり
レジェンドのブレイクを期待して歓声を上げます。
『さすがフェデラー!ここでギアを上げるよね!』
あなたは思います。
『違う!私が騙されていた!』
時すでに遅しです。
このような状態を
昨日の決勝戦に当てはめると
ジョコビッチ選手の4セット5セットの
復活した!と思われたようなプレーも
納得いきますよね。
『時すでに遅し』です。
■初めから続けていれば?
ではなぜ
最初から最後までこのペースで続けないのか?
それをすれば
3-0で勝つことも考えられるはずです。
ここで考えてください
フェデラー選手もジョコビッチ選手も
ギアを上げたと思われたプレーは
いつものプレーなのです。
つまり
ギアを上げていないのに『ペースアップした』と相手が思うのです。
もし3-0を目指して
全開でプレーしたとしましょう。
〇そのペースに相手が慣れたら?
〇あなたのプレーが崩れてしまったら?
それからペースを上げるには
あなたには無理をする道しかないのです。
勝ちをより確実にするために
レジェンドはレジェンドと言われるだけの
やはり別の何かを持っています。
『したたかさ』です。
この
自分のペースをコントロールすることも
テニスではとても大切です。
全てのポイントを取りに行くのが
ナダル選手のプレーです。
彼にはこの駆け引きは効きません。笑
このように
ビッグ3にはその結果に伴った
他の選手にないものを持っています。
今回のジョコビッチ選手から
彼に隠されたもの凄いビッグ3の要因が見えました。
『したたか』そして『機械テニス』
彼を今年グランドスラム決勝で
若手が倒してくれることを期待しましょう!
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