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【試合中にケガが気になったら?】テニスメンタルコントロール

【試合中にケガが気になったら?】

 

 

昨日の全豪オープンテニス準決勝

フェデラー選手VSチョン・ヒョン選手

 

結果は

6-1

5-2(ret)

で、フェデラー選手の勝利です。

 

チョン・ヒョン選手が

セカンドセットで棄権となりました。

 

足の負傷が原因とのことですが

僕はフェデラー選手の完璧テニスに

 

チョン・ヒョン選手の

自己防衛本能が働いたと思いました。

 

そうです自己防衛本能です。

 

僕が感じたことをお伝えします。

 

■自己防衛本能とは?

 

ジョコビッチ選手を目指していたチョン・ヒョン選手
少々の負傷で、リタイアをするわけはありません。
その鉄壁の壁に
がっぽりと大きな風穴を空けたのが
フェデラー選手の完璧なテニスでした。

 

テニスはメンタルスポーツです。

少しでも自分に『不安な部分』があると

試合が不利な状況になればなるほど
【そこの不利な状況が大きく感じてくるのです】
僕のあくまでも軽率な
表面だけしか見ていない状況での判断ですが
チョン・ヒョン選手の負傷は
自分が勝っていれば、そのまま続けられるものだった

と、思います。
相手の存在があまりにも大きすぎて

今までの自分の積み上げてきた実績という

大きな自分のテニスの支えを

根っこから引きちぎられそうだったので

自己防衛本能が働いたのだと思います。
チョン・ヒョン選手は
ネクストジェネレーションマスターズでも優勝し
全豪でも韓国人初の
ベスト4に入りました。

その自信を
根こそぎ持っていかれそうになったために
負傷の部分が
彼を助けてくれたのだと思います。
もし万全で
自分のキャリアの中でも最高の状態で

あわよくば勝利して決勝へと
気合が入りまくっていたところで
あのような完璧なテニスをされてしまうと
心に大きな風穴が空いてしまうのではないかと思います。
そう思わせるほどの
神ではない悪魔のようなプレーだったと
僕は昨日のフェデラー選手を見て思いました。
■メンタルのお話し
ここでちょこっと
先ほど触れたメンタル部分をお話しすると
少しでも自分に『不安な部分』があると

試合が不利な状況になればなるほど

【そこの不利な状況が大きく感じてくる】
この言葉
あなたは感じたことがありますか?
あなたが試合の前日に

●右手を負傷したとしましょう。
次の試合で
絶対負けたくない相手に負けてしまった場合

どうしても
●その負傷のせいにしたいですよね。
しかもその感覚は
試合中に現れてくるのです。
試合中に
負けそうな場面で
●今日はこの負傷があるからいつもの自分のプレーができない

●この負傷がなければ勝てるけど今日は仕方がない
この様に思い出すと

そのケガの部分が大きく顔を出してきて
痛みが増してきます。
さらに
相手にこの負傷がわかるようにしぐさを入れ始めると

すでに心が折れている証拠です。
それはあなたの
自己防衛本能なのです。
本当に勝ちたくて
本当にケガのせいにしない場合は
●そのケガを全く気にしません。

相手にわからないようにします。

なぜなら

自分にもわからないようにしたいからです。
なぜなら
そこがあなたを

『負けてもしょうがない』という
楽な方向へ
自己防衛に走ろうとする

きっかけになるからです。

 

 

選手は常に

その逃げ道をふさいでいきます。

 

なぜなら人間は

そんなに強くはないからです。

 

少しでもいつもと違うことをやっていると

【そこのせい】にしてしまうのです。

 

スポーツの世界にゲン担ぎという言葉がありますが

 

ゲンを担いでいるのと

自分の逃げ道を無くしているのと

 

自分の気持ちの逃げ道をふさいでいるのです。

 

それが

自分を信じることにつながり

 

試合中に集中が乱れる場所を少なくして

 

自分のプレーに集中できる

メンタルコントロールとなっているのです。

 

ということで

僕の見解でした。

 

いや~

フェデラー選手はもう神ではなく

 

悪魔の強さですね。

 

 

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