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【全豪オープンテニス2020決勝】ジョコビッチ選手VSティエム選手にみたジョコビッチ選手のしたたかさ

【ジョコビッチ選手のしたたかさ】

 

■車いすテニスアベック優勝!

 

いや~昨日の全豪オープン決勝

ジョコビッチ選手VSティエム選手

物凄い試合になりましたね~

 

おっとその前に

 

全豪オープン車いす

国枝選手と

上地選手の

アベック優勝となりました!

 

凄い!

本当にすごいことです!

 

グランドスラム優勝ですからね!

 

これはオリンピックに向けて

ものすごく楽しみになりますね~

 

国枝プロはひじの手術から

一時はランキングも落ち、それから調子を上げるタイミングで

 

若手がものすごく力をつけて

さらに勝てない状態が続きました。

 

今回のオリンピックまでの道のりは

さすがに調子を金メダルに合わせることが

本当に難しいと思われていました。

 

ですがこの結果!

本当に『彼は最強』ですね。

 

後はパラリンピックの

車いすテニスのチケットが当たるだけです。

 

みなさん東京オリンピック

盛り上がっていきましょう。

 

■ジョコビッチ選手のしたたかさ

 

昨日の全豪オープン決勝戦を見た方の

 

一番の印象は

 

途中の

ジョコビッチ選手の崩れだと思います。

 

試合の途中では

このまま崩れていればティエム選手の優勝は固いな

と思わせるほどの崩れ方でしたが

 

今となっては

そこも作戦の一つとなります。

 

ですが今回は

ものすごく大きな賭けのような大きな駆け引きでした。

この

〇途中で簡単にゲームを取らせて油断させる作戦

 

この作戦は

フェデラー選手も良くやります。

 

どんな作戦かと言うと

あなたがフェデラー選手と戦っているとして

 

4-4の

あなたのサービスゲーム

 

ここをブレイクされて取られたら

次でキープされたらセットを落とします。

どうしてもキープしたいところですよね。

 

ここまでの流れが

キープキープで来ていたらどうでしょう。

 

『今まで通りだ』と

集中力をキープし続けることでキープできます。

 

ですがここで

時間をさかのぼります。

 

3-3のあなたのサービスゲームで

 

フェデラー選手がリターンミス

ラリーをしてはすぐにフェデラー選手のミス

とんとん拍子でキープできたとします。

 

『よしよし簡単にキープできている』

 

と、このままプレーを維持すれば

キープできるぞと思いますよね。

 

そこで戻して4-4です。

 

急にフェデラー選手が

〇リターンミス0

〇ラリーでもミスしない

 

あなたは今ままで簡単に終わっていたラリーに

いきなりプレッシャーを感じます。

 

驚いた時はすでに

0-15

 

その時あなたははっと気が付きます。

『このゲーム落としたらセットが取られる』

自分のサービスゲームで

この大切な場面でいきなりプレシャーがのしかかるのです。

 

その対応できない状態のまま

次のポイントに入り

 

フェデラー選手は早いタイミングで

攻撃を仕掛けてきます。

 

今までにない攻撃で

あなたは慌てているままポイントを取られて

0-30

 

周りの会場は盛り上がり

レジェンドのブレイクを期待して歓声を上げます。

 

『さすがフェデラー!ここでギアを上げるよね!』

 

あなたは思います。

『違う!私が騙されていた!』

 

時すでに遅しです。

 

このような状態を

昨日の決勝戦に当てはめると

 

ジョコビッチ選手の4セット5セットの

復活した!と思われたようなプレーも

 

納得いきますよね。

 

『時すでに遅し』です。

 

■初めから続けていれば?

 

ではなぜ

最初から最後までこのペースで続けないのか?

 

それをすれば

3-0で勝つことも考えられるはずです。

 

ここで考えてください

フェデラー選手もジョコビッチ選手も

ギアを上げたと思われたプレーは

 

いつものプレーなのです。

 

つまり

ギアを上げていないのに『ペースアップした』と相手が思うのです。

 

もし3-0を目指して

全開でプレーしたとしましょう。

 

〇そのペースに相手が慣れたら?

〇あなたのプレーが崩れてしまったら?

 

それからペースを上げるには

あなたには無理をする道しかないのです。

勝ちをより確実にするために

レジェンドはレジェンドと言われるだけの

 

やはり別の何かを持っています。

 

『したたかさ』です。

 

この

自分のペースをコントロールすることも

テニスではとても大切です。

 

全てのポイントを取りに行くのが

ナダル選手のプレーです。

 

彼にはこの駆け引きは効きません。笑

 

このように

ビッグ3にはその結果に伴った

 

他の選手にないものを持っています。

 

今回のジョコビッチ選手から

彼に隠されたもの凄いビッグ3の要因が見えました。

 

『したたか』そして『機械テニス』

 

彼を今年グランドスラム決勝で

若手が倒してくれることを期待しましょう!

 

 

 

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